FXはギャンブルなのか?損切りも当たり前と理解できればトレードはギャンブルじゃなくなる
こんにちわ。
私はつくづく思っているのですが、
トレードって、ギャンブルみたい丁半博打みたいに表か裏かを充てるギャンブルじゃないと思うんですよね。
ゲームに例えるなら、トレードはスマブラで自作のステージを作って有利なキャラで知らない人と闘うのに似てると思う。
だから、特に為替の短期のテクニカルトレーダーは、ギャンブラーや投資家っていうよりかは、
エンジニアとか科学者っていう職業の方が合ってると思います。
まあ、しかしトレードはレバレッジが効いてしまうし、自分のお金が直接減るので、
勿論自分の優勢が長期的に検証されてない状態であれば、デモトレードしていくべきだとは思いますが、
でもそうすれば猶更、決定的にお金とは関係もないので、相場はラボ、取引は実験だろうという認識がより強まります。
もちろん、サイエンスみたいに何度やっても同じ結果が出てくる実験とは違い、
不確実性が常に伴うわけですが、不確実性の末にトレードで負けたというのは、
別に表(おもて)を予想したら裏(うら)だったというのではなくて、
神のみぞ知る領域まで優位性を高めることが出来ると思っています。
前に、誰かが年始のお参りで1000円札を入れることに対して、
「僕は99%は自分の努力で頑張るので、残り1%は神さま力貸してくださいというつもりで初詣に行く」って言ってる人が居て、
トレードも似たようなところあるかなって思いました。
じゃあ、トレードをギャンブルではなく頭脳戦に昇華させるために必要な要素って何かなって考えると、
やっぱりそれは「損切り」に対する意識じゃないかなって思います。
僕は、正しい損切は芸術だとすら思ってて、
トレーダーの哲学、美意識、思想、生き方がすべてその中に反映されると思っています。
だから僕は、トレードは己の一貫性を貫く哲学として、最高の人生教材と思ってて、
短期売買は人生で大切なことをすべて教えてくれるとすら思っているわけです。
それで、じゃあ損切に対する適切な意識とは何かなって考えると、
大前提として損切りすることもあるのは、当たり前だということを理解してるかどうかだと思います。
僕みたいな凡人は、感覚でトレードすることが出来ないので、全部言語化してまとめたいと思っているので、
少し前に損切の理屈を考えてみたので見てほしいのですが、こちらの画像を少しご覧ください。
この記事では詳しく説明しないけど、押し目買いでロングしたいと思うシチュエーションだとしてください。
もし貴方がトレーダーなら、AかBかCかDの値段でどこでロングして買いますか?
これ、答えはないんですよね。
勿論、長期足の環境認識や、全体の相場によって変わりますけれども、
基本的に、押し目買いというのは、前回の押し安値を下へ抜けるまではダウ理論の上目線継続なわけで、
Dを下へ抜けるまでは押し目買いでロングする候補としては、全部正しいわけですよ。
結局は、狙っている値動きというのは、押し目買い候補どこかから上昇を始めて高値を更新する値動きを狙っているのは同じなんで?
それで、押し目買い候補からの押し目買いのタイミングを逃さないためには、
一般的には、フィボナッチリトレースメントとか使ったり、チャートパターン使ったり、移動平均線とか使って、
押し目買い反転の候補を見極めたりするわけですけども、
相場が勢いを持ってるときとか、短期足になればなるほど、簡単にそのようなルールは破られることも多々ありまして、
AとかBのところで押し目買いが入って上昇していくこともあります。
それで、そうなるとCまで待ってようと思ってた人は、チャンスを逃して悔しい思いをするわけじゃないですか?
でも、逆にチャンスを逃すまいとAとかBのような浅い押し目で入ると、Dまで持ち越してたら大きな含み損になりますよね?
それで、万が一Dを下へ抜けてしまっては、これは大きな損失化確定になってしまうわけで?
ここら辺の意識が、初心者トレーダーには上手く感じ取れないので難しいと思うんですけども。
要はですね、損切っていうのが、起こるのが当たり前なのは、
浅いところで入ってもダメージが大きくならないようにするものであり、同時に、深いところまで待ちすぎてチャンスを逃すことを減らすことにもつながるわけです。
もし、過度に損切を恐れてしまうと、十中八九、深い押し目までギリギリまで引き付けないとロング出来ないルールになってしまうんで、
相当トレードできるチャンスも減ってしまいます。
初心者のトレーダーで待つのが得意な人ならそれでもいいのかもしれないけれども、
押し目買いチャンス出来る局面で、少しくらい浅い押し目からでも十分上へ上がっていくのを目撃するたびに、
段々と心が揺さぶられてくると思いますから、
浅い押し目のチャンスも逃さないようにしたいと思うし、仮に少しくらい浅い押し目で入ったとしても、
リスクを軽減できないと利益が長期的に残らないことを学ぶわけです。
それで、上の画像の、オレンジ色のBの浅い押し目買いロングして、
仮に押し目がそこで入らなかった場合、そのすぐ下で損切しておいて、
またCとかまで落ちたら緑色の丸とかでまた買いなおせるようにすれば、
チャンスを逃しずらいし、チャンスを取りこぼしても損が小さいという感じになります。
まあ、ここまで話してきたことをまとめると、
損切りは当たり前に起こります、それは何故かといいますと、チャンスを逃さないためです、
そしてチャンスだと思ってポジションを持っても、それが失敗しても小さなダメージで済ませるために必要なんです。
詳しいことは一個前の記事にも書いたので良ければどうぞ。