FX 日本円は米ドルに対する安全資産として世界では見られてるという当然の事実をテクニカル分析に活かしませんかという話
世界の基軸通貨は米ドルなんで、米ドルが強いか弱いかでユーロやポンド、円の値動きに影響が出ます。それに加えて、日本円も世界の為替市場ではエースランクのメジャー通貨であり、日本円は米ドルに対する安全資産として捉えられてるんで、リスクオンでドル買いなら、クロス円も全部
つづく
— 一杯のコーヒー(デイトレFX攻略)@水平線トレード (@ippai_no_coffee) April 29, 2021
私は、FX取引でデイトレ(スキャルぎみ)を毎日してるわけですけども、
プライスアクションが正義であり、テクニカル分析主体でやっています。
元々は経済の勉強のために始めたFXですが、その動機を地で行くように、ファンダ分析は趣味としてやっています。
しかしながら、為替や経済のセオリーのようなものは勿論、弁えながらトレードしているつもりでして、
それは何故かと言うと、テクニカル分析だけじゃ当然勝ち続けられないからです。
どんなに短期的にチャートパターン作って順張りしても、弱い通貨を買って強い通貨を売ったら絶対勝てませんし、
弱い通貨なのに短期的にレンジブレイクして逆方向に行くことは多々あるからです。
世界的にユーロが売られてて円が買われてるのに、ユーロ円をテクニカル分析だけ見てユーロ円ロングしても勝てないですよね。
そういうことです。
つまり、相場に対する目線付けが必要になるわけですけれども、じゃあ、為替相場の目線付けは何かと申しますと、
それは勿論、米ドルです。
何故ならば、米ドルは世界の基軸通貨であり、世界は米ドルを基準として経済を成立させているからです。
ユーロ円という通貨ペアにしろ、クロス円と呼ばれるのは、ドルを介してユーロで円を売買しているわけで、
円という通貨をドルで介してるので、クロスしてるということで、クロス円というわけです。
だから、世界の為替のトレーダーは、米ドルを常に見ていて、円だろうがポンドだろうがユーロだろうが豪ドルだろうが、
米ドルの値動きに影響を多大に受けるのは間違えない確定している事実であるわけです。
そして、もう一つ重要なこととしては、米ドルに対する安全資産として、
日本円は認識されているというのも世界共通の認識であることも気にするべきです。
だから、リスクオンでドル買いなら、クロス円は全部ロングしとけば良いわけです、
だって円が売られてるんで?
逆に、世界的に見て円買いならばドルは売られやすいんで、ドルストレートは全部ロングしとけば良いわけです。
絶対こうなると言ってるわけではないが、単純な理屈でも、
こういう目線付けするだけで凡ミスが減る、テクニカルがより活きる。
それは、別にファンダ因子を気にしてスイングトレードするとかではなくて、
例え数分先、数時間先の未来を予測するのにも、
このような通貨の強弱や、相関関係はとてもトレードするのに役に立ちます。
やるべきではない通貨を、ある程度予測できるわけなので、チャンスと見せかけたフェイクのテクニカル分析に、
日々惑わされる心配もなくなるわけです。
勿論、為替の値動きというのは、金利の値動きや株の値動きにも影響を受けているので、
株価が下がれば輸出企業が大きな日本経済にかかわってるんで円高になるし、
逆に円高になれば日本株が下がるとも言えますけれども、
米国の話であれば物価が上がれば金融引き締めが起こり株価が下がりやすくなりそうだなとか思ったら、
米国の経済が縮小するならばリスクオフで円が買われるんでドル安円高になるんじゃないかなとか。
マイナー通貨の話をしても、世界の経済が全体的に不況になればゴールドが売れますよね、
それで、ゴールドが今売れてるんであれば、資源国である豪ドルとか買われるんじゃないのとか予測できたりですとか、
こういう感じで、世の中の経済の動きには大体こうなるであろう傾向があるわけで、
そしてそれは、デイトレみたいな短期売買でも十分使える武器になりますよという話でした。
以上になります。