一杯のコーヒー

為替、株、資源、仮想通貨

イランで仮想通貨のマイニングを禁止へ 。停電を防ぐため

イラン政府は、2021年9月22日までの4ヶ月間、国内での暗号資産(仮想通貨)の採掘を禁止することを発表しました。

ビットコイン($BTC)のニュースです。イラン、電力不足で暗号資産の採掘を禁止-ブルームバーグ

イラン、ブラックアウトを食い止めるために暗号通貨の採掘を4カ月間禁止 – The Verge

イラン、電力不足で暗号通貨の採掘を4カ月間禁止|ロイター

ビットコインをはじめとする仮想通貨は「マイニング」と呼ばれるプログラムによって生成されるため、電気代が安い地域にマイニング会社が集中していることが報告されています。

 

一方で、マイニングでは大量の電力を消費するため、環境への影響や人々の生活への影響が懸念されています。一例として、2021年1月、イラン政府は、マイニングによる電力不足を発表しました。

 

その結果、イランはマイニング業者に「政府に登録し、追加の電力料金を支払い、中央政府にコインを売る」ことを義務付けるプログラムを実施しました。しかし、登録を行わない非正規の事業者も多く、政府は彼らを厳しく取り締まっています。

 

 

ブルームバーグは、ハッサン・ロウハニ大統領が2021年5月26日付けの公共テレビで、9月22日までイランでの採掘を禁止し、電力供給を停止する計画を発表したと報じています。

 

イランでは、プログラムに登録された合法的な採掘により、1日あたり300MWの電力を消費しています。しかし、アルジャジーラは、非正規の採掘による1日の電力消費量を合わせると2000MWに達すると報じています。国内の採掘事業の85%は非正規で、中にはモスクの無料電力を利用して採掘しているところもあると言われています。

 

水力発電を行っているイランでは、もともと干ばつによる電力不足のため、夏場に停電が頻発していました。

 

このまま仮想通貨のマイニングが続けば、2021年の夏には電力不足が避けられないため、9月までの4カ月間、マイニングが禁止されたのです。電力の負担を減らすために、イランの国営電力会社は、すでに合法的な企業が自主的にマイニングを中止したと発表しています。

 

また、中国も仮想通貨の取り締まりを強化しており、環境への影響を考慮してマイニングや取引の全面禁止を検討しています。

 

コメントを残す